なら労働時報 (通巻374号)にて紹介していただきました2019年5月23日

なら労働時報 (通巻374号)にて紹介していただきました。

ぜひ、ご覧ください!

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(4) 令和4年4月1日
なら労働時報 (通巻374号)

社員・シャインな職場訪問記 ㊾

子育てなどで離職した女性たちの復帰を積極的に支援するなど、
働きやすい職場づくりを推進する株式会社リンクスハート(美容室)様。
令和2年度「奈良県社員・シャイン職場づくり推進企業・女性活躍推進部門」で表彰されました。
取り組み内容について、辰巳正彦社長にお話をうかがいました。

株式会社リンクスハート
事業内容 : 美容業
所在地: 桜井市粟殿380
TEL: 0744-43-6088
URL:https://links-nara.com/

従業員の約9割を占める女性が働き続けられる環境づくりを

当社は、約9割が女性社員です。
その女性たちが働きやすい職場へと改善を重ねてきました。
きっかけとなったのは、8年前に幹部クラスの女性社員が病気で亡くなったことでした。
当時は法人ではなかったため、傷病手当などの制度が十分ではありませんでした。
その時に、奈良県で一番良い会社を作ろうと誓いました。

まず、法人格を取得して社会保険に加入したほか、理美容業界では珍しい完全8時間労働としました。
技術講習会も夜間ではなく、月に1回、営業日の1日店を閉め、正社員、パートスタッフにもお給料を頂いてもらい、技術講習を行なっています。
美容師を辞める理由として、自分のスキルへの不安が一番多いので、それを徹底的に排除することで逆に自信を持って働いてもらうことが狙いです。

子育てなどで一度離職したママたちの復帰を積極的に支援

当社の取り組みの1つとして、
子育てなどで一度離職した主婦の方の復帰支援を積極的に行っています。
例えば、離職時にハサミなどの道具を手放した方に無料レンタルを行っているほか、ブランクに対する不安解消のための復帰プログラムも用意しています。
さらに子育て中の方は、保育士の常駐する社内託児所を低料金で利用できます。
彼女たちには技術以上に、人間力、特にお客様とのコミュニケーション能力に期待するところが大きいですね。

高校を卒業したばかりの美容師希望者には、美容学校に行きながら、当社で働くことができるよう、また、遠方から入社した方には、経済的に自立できるまでの生活支援ができるよう女子寮も用意しています。

スタッフの辞めない美容室がお客様の安心感、信頼感に

働きやすい職場づくりには、少子化、超高齢社会のなかで優れた人材を確保するという意味がありますが、当社でいえば、この8年間で退職者がほとんどおらず、それがお客様の「いつ行っても変わらないスタッフが施術してくれる」という安心感、信頼感につながっています。

今年から橿原店では、日曜と祝日も定休日にしました。
また、最近は介護施設や就労支援施設への移動美容室として専用車両を備え、できるだけ若いスタッフと出かけています。
車椅子の方への施術を経験することで、先を読んだ配慮や気遣いが深められているようです。
今後も当社の従業員には美容師として幅を広げてほしいですし、職を通して人生を学んで欲しいと考えています。
何より、美容業界に夢を持って飛び込んできてくれる若い人が増えることを願うばかりです。

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奈良県のホームページにも紹介されました。

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